「いつの間にか引き落とされているサブスク、ちゃんと全部使ってますか?」——リベ大の両学長が口を酸っぱくして言う「固定費の削減」。その代表格がサブスクの見直しです。
でも、解約しようと思っても「更新日がいつか分からない」「気づいたら1年また課金されていた」となりがち。そこで私は、更新3日前に「まだ使ってる?」とiPhoneに通知してくれるツールをClaude Codeで作りました。プログラミングは未経験です。
「固定費を削りたい」「サブスクを管理したい」「リベ大の教えを実践したい」という方にぜひ読んでほしい記事です。
なぜサブスク管理が「固定費削減」の最優先なのか
リベ大の両学長は「お金を貯める力」の中で、まず手をつけるべきは固定費の削減だと繰り返し説いています。理由はシンプルで、固定費は一度見直せば、その節約効果が毎月ずっと続くからです。
中でもサブスクは「気づかないうちに払い続けている」典型例。月1,000円のサービスでも、使っていなければ年間12,000円のムダ。これが何個も積み重なると、年間で数万円が静かに消えていきます。
恥ずかしながら、自分の契約を全部書き出してみたら年間で約15万円もサブスクに払っていました。「あれ、これ最近使ってないな」というものも混ざっています。解約のきっかけさえあれば削れる固定費が、ここに眠っていたわけです。
作ったのは「まだ使ってる?」と聞いてくるツール
市販のサブスク管理アプリもありますが、私が欲しかったのは「解約を一度考えるきっかけ」を強制的に作ってくれる仕組みでした。そこでClaude Codeにこう頼みました。
📝 実際に投げたプロンプト(抜粋)
「サブスクの更新日を管理して、更新3日前に『まだ使ってる?』とiPhoneにプッシュ通知するツールを作りたいです。プログラミングは未経験です。通知文は『○○(月額△△円)が3日後に更新されます。まだ使ってる?』のように、解約を一度考えるきっかけになる問いかけ形式にしてください。年額にも対応、Macで毎日自動実行で。」
ポイントは通知文を「問いかけ形式」にしたこと。「更新されます」と事実を伝えるだけでなく、「まだ使ってる?」と一言添えるだけで、惰性の課金に「待った」をかけられます。これがこのツールの肝です。
完成したツールの仕組み
Claude Codeが作ってくれたツールは、こんな構成になっています。
- 📄 CSVファイルでサブスクを管理(サービス名・料金・更新日・周期)。Numbersで開けて手編集できる
- ⏰ 毎朝9時に自動チェック(Macのlaunchd機能)
- 📱 更新3日前に「まだ使ってる?」をiPhoneに通知(ntfy.shを使用)
- 🔁 年額サブスクも自動でくりこし計算(更新日を過ぎたら次回に自動更新)
- 💰 毎月1日に「今月の合計/年間総額」を通知
特に気に入っているのが、月初に届く「年間でいくら払っているか」の通知です。年間総額を毎月突きつけられると、「本当にこの金額の価値があるか?」と否応なく考えさせられます。これぞ固定費削減のスイッチです。
実際に自分の10件のサブスクを登録したところ、年間総額は手元の家計簿シートと1円単位までぴったり一致。計算もしっかり正確でした。
つまずいた「保護フォルダ」の罠
もちろん一発では完成しませんでした。一番ハマったのが、自動実行(launchd)だけがエラーで止まる現象です。
手で動かすと正常に通知が飛ぶのに、自動実行だと「Operation not permitted(実行が許可されない)」で失敗する。原因をClaude Codeが突き止めてくれました。
⚠️ macOSではデスクトップ・書類フォルダが「保護されたフォルダ」になっていて、自動実行プログラムからはファイルを読めない仕様。手動だと動くのに自動だと失敗する、わかりにくい罠です。
解決策は「ツールをデスクトップではなくホーム直下に置く」こと。フォルダの移動から設定ファイルの書き換え、再テストまでClaude Codeが一気にやってくれました。自分一人だったら、このエラーで完全に詰んでいたと思います。
私がやったのは「ntfyアプリを入れる」だけ
Macからの自動チェックと通知送信はすべてClaude Codeが構築してくれたので、私が手を動かしたのは1つだけ。iPhoneに無料アプリ「ntfy」を入れて、専用のトピック名を購読する——それだけです。
これで「Mac(毎朝9時自動チェック)→ ntfy.sh → iPhone通知」という流れが完成。テスト通知もちゃんとiPhoneに届きました。以前作った電車の遅延通知アプリと同じ仕組みなので、応用が効くのも嬉しいポイントです。
Claudeへの指示出しのポイント
今回の体験から得られた指示出しのコツを3つまとめます。
① 「未経験です」と最初に伝える
「プログラミングは未経験です」の一言を添えると、専門用語を避けた説明や、初心者向けのREADME(使い方ガイド)まで用意してくれます。自分のレベルを正直に伝えるのが遠回りに見えて一番の近道です。
② 「どう動いてほしいか」を文面まで指定する
通知文を「まだ使ってる?という問いかけ形式に」と具体的に指定したことで、ツールの目的(解約のきっかけ作り)がブレずに実装されました。欲しい結果のイメージを言葉で渡すと、的外れになりません。
③ エラーは原因究明ごと任せる
「保護フォルダ」のような専門的なエラーも、Claude Codeが原因の特定から解決策の提示・修正まで一貫してやってくれます。「なぜ動かないか分からない」状態でそのまま相談すれば大丈夫です。
まとめ:仕組みで固定費を削る
固定費削減の難しさは「一度やって終わり」ではなく「定期的に見直し続けないと、また増える」ところにあります。気合いや記憶力に頼ると、必ずどこかで挫折します。
だからこそ、「更新3日前に自動で問いかけてくれる仕組み」を一度作ってしまうのが効きます。リベ大の言う「仕組み化」を、自分専用にカスタマイズして実現できたわけです。
プログラミング未経験でも、Claude Codeとなら「自分の家計に最適化した固定費削減ツール」が作れます。年間15万円のサブスクと、これからしっかり向き合っていきます。
次の記事でも、お金と暮らしの「めんどくさい」をClaude Codeで仕組み化した体験をお届けします。お楽しみに。


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