前編では、SuicaとマネーフォワードをClaude Codeで自動連携するツールの仕組みをお伝えしました。
この中編では、実際に動かして最初にぶつかった2つの大きな壁をお伝えします。作業フォルダに残ったエラー画像13枚——その前半部分の格闘記です。
最初の壁:ログインすらできなかった
最初に詰まったのが、モバイルSuicaへのログインでした。
モバイルSuicaは「JRE ID」という別サービス経由でログインする仕組みになっており、ただIDとパスワードを入れるだけでは通りません。ページ上のアコーディオン(折りたたみメニュー)を展開して、「ログイン(JRE ID)」リンクをクリックして、JRE IDのサイトに遷移して……という複雑な手順が必要でした。
最初に生成されたコードはこのアコーディオン展開を無視していたため、ログインページで止まり続けました。
📝 このとき投げたプロンプト
「ログインページでアコーディオンを展開してJRE IDのリンクをクリックする必要がある。login_start.pngのスクリーンショットを見てほしい。」
スクリーンショットをClaude Codeに見せながら修正を繰り返す——この「画面を見せて直してもらう」やり方が、今回の作業で一番使えた手法でした。
ログインの修正だけで、login_start.png → jreid_page.png → after_email_submit.png → after_login.png と、4枚のスクリーンショットを行き来しながら確認作業を続けました。
第2の壁:マネーフォワードのフォームが難しすぎた
Suicaのログインと履歴取得はなんとか解決しました。次の壁がマネーフォワードへの自動登録です。
マネーフォワードの手入力フォームは、JavaScriptで動く複雑なUIになっています。通常のHTML入力と違い、値をセットするだけでは反応しないという問題がありました。
この問題の解決に、エラー画像が量産されました。
mf_error_1.png ← 金額が入らない
mf_error_2.png ← 日付フォームが開かない
mf_error_3.png ← カテゴリが選択できない
mf_error_4.png ← 送信ボタンが反応しない
mf_error_5.png ← モーダルが閉じない
...
mf_error_9.png ← また別のエラー
1枚ずつスクリーンショットをClaude Codeに見せながら修正を重ねました。「直った!」と思ったら次のエラー、また直したら別のエラー——この繰り返しが延々と続きました。
📝 このとき投げたプロンプト(一部)
「mf_error_4.pngを見てほしい。送信ボタンをクリックしても何も起きない。フォームのsubmitイベントが発火していないのかもしれない。」
最終的に解決したのは、JavaScriptを直接実行して値をセットし、さらに「inputイベント」と「changeイベント」を手動で発火させるという方法でした。これもClaude Codeが提案してくれた手法で、自分では絶対に思いつかなかった解決策です。
中編まとめ
「ログインできない」「フォームに値が入らない」——この2つの壁を突破するだけで、かなりの時間と試行錯誤が必要でした。
それでも諦めずに続けられたのは、毎回Claude Codeが「次の手」を教えてくれたからです。一人で向き合っていたら、確実に途中で諦めていました。
後編では、残り4枚のエラー・OTP認証という想定外の壁・そして完成の瞬間をお届けします。


コメント