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去年のLA旅行しおりは、Claude Codeで10回以上の追加指示を重ねて、2〜3時間かけて完成させました。
あれから数ヶ月、新しいモデル「Claude Fable」が登場しました。「同じしおりをFableで作り直したらどうなる?」——そう思って試してみたら、体験がまるで違いました。
「Claude Fableって何が変わったの?」「旅行しおり作りに使えそう?」と気になっている方にぜひ読んでほしい記事です。
前回のLAしおり作りを振り返る
以前の記事でも書きましたが、去年のLAしおりはこんな雑な指示から始まりました。
📝 前回の最初のプロンプト
「4月28日から5月5日のLA旅行のしおりを作りたい。夫婦2人で行く。iPhoneで見やすくて、オフラインでも使えるものにしてほしい。ホテルは都ロサンゼルスホテル(3泊)、Biltmore LA(1泊)、Hilton Anaheim(2泊)。日程はドジャース観戦、サンタモニカ、ハリウッド、パサデナ、ディズニーランド。」
最初に出てきたのは、テキストが並んだだけのシンプルなもの。そこから「テーマカラーをつけて」「タイムラインを時系列で」「iPhoneで直接編集できるように」「持ち物リストも追加して」と、追加指示を10回以上重ねて完成まで2〜3時間かかりました。
当時は「すごい!」と感動していましたが、今思えば基準が低かったんだと思います。笑
Fableで同じしおりを作り直してみた
今回は前回の反省を活かして、最初から要件を詰め込んだプロンプトにしました。
📝 Fableへの最初のプロンプト(一部抜粋)
「LA旅行のPWAしおりを作ってほしい。iPhoneでオフライン使用できるHTML一枚ファイルで。ホテルは都ロサンゼルスホテル(3泊)、Biltmore LA(1泊)、Hilton Anaheim(2泊)。7日分の日程をタイムライン形式で。各日にテーマカラーをつけて(Day1:紫、Day2:ドジャースブルー…)。テキストはタップして直接編集できるように。持ち物チェックリスト・実用情報も入れて。日本時間とLA時間の切り替えも対応して。」
前回より長い指示です。「これだけ書いても最初はシンプルなものが出てきて、また追加指示が必要になるんだろうな」と思っていました。
ところが——。
1回目の出力が、前回の完成形を超えていた
Fableが最初に生成してきたしおりを開いて、正直驚きました。
7日分の日程がテーマカラー付きでタイムライン表示されていて、ナビゲーションバーで各日に飛べて、テキストはタップで編集できる——前回10回以上の指示を重ねて辿り着いた構成が、1回目の出力にほぼ入っていました。
それだけでなく、自分では指定していなかった機能がすでに入っていました。
✅ 指示していないのに入っていた機能
- 編集した内容をlocalStorageに自動保存(ページを閉じても消えない)
- 持ち物チェックのチェック状態も自動保存
- iPhoneのノッチ・ホームバー対応(safe-area)
- タイムゾーン切替ボタン(LA時間⇔日本時間をボタン1つで全日程一括切替)
特にlocalStorage保存は、前回のしおりにはなかった機能です。旅行中にiPhoneで編集した内容が、ブラウザを閉じても次に開いたときにそのまま残る。「あ、これ必要だったやつだ」と思いました。前回の旅行中、編集した内容がリロードで消えてもう一回入力し直したことがあったので。
前回との比較まとめ
| 前回(Claude Code) | 今回(Fable) | |
|---|---|---|
| 追加指示の回数 | 10回以上 | 数回 |
| 完成までの時間 | 2〜3時間 | 約1時間 |
| 1回目の完成度 | 低め(テキストのみ) | 高め(構成がほぼ整っていた) |
| 編集内容の保存 | なし(リロードで消える) | 自動保存あり |
| 時差切替 | ラベル表示のみ | ボタンで全日程一括切替 |
| iPhone最適化 | 基本的なviewportのみ | ノッチ・ホームバー対応あり |
「会話で育てる」から「最初に要件を整理する」に変わった
前回の記事で「Claude Codeとの作業は、会話しながら育てていくイメージ」と書きました。
Fableを使ってみて、このイメージが少し変わりました。
Fableは最初から高い水準で出してくれるので、「何となくいい感じのもの」が出てきやすいです。逆に言うと、要件をしっかり整理してから伝えるほど、1〜2往復で完成形に近いものが出てくる。
「どんなしおりにしたいか」を事前に自分の中で整理する時間が、以前より大事になった気がします。AIが上手くなるほど、使う側の「最初の言語化」が問われる——そんなことを感じました。
まとめ:同じ作業でも体験が全然違う
前回がダメだったわけではなく、どちらもその時点での最善でした。ただ、Fableを使ってみると「前回あんなに苦労していた部分が、こんなにあっさり出てくるのか」という感覚は正直ありました。
非エンジニアとして感じた一番の変化は、「AIとのやり取りに費やす時間が減って、旅行の中身を考える時間が増えた」ことです。ツールはあくまで手段——完成したしおりを手に旅行を楽しむのが目的なので、これはとても良い変化でした。
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