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「ロサンゼルス、どこに泊まればいいんだろう」——ホテル予約サイトを開いても、エリアだけで数十件出てきて、正直どこも同じに見えませんか。
しかも検索すると必ず出てくるのが「治安」の2文字。安いホテルを見つけても、口コミに「周辺が怖い」と書いてあると、それだけで候補から外したくなります。
先に結論を書きます。私たち夫婦は6泊の新婚旅行で3軒のホテル(ダウンタウンLAに2軒、アナハイムに1軒)を泊まり歩きました。結果、一番満足度が高かったのはミレニアム・ビルトモア、一番居心地がよかったのは日系の都ホテル、そして立地の安心感で選んだのがヒルトン・アナハイムでした。
3軒とも実際に泊まった上で、「治安は本当のところどうだったか」「値段差は何に出るのか」を正直に書きます。読み終わるころには、自分の旅程ならどのエリア・どのグレードのホテルを選べばいいか、判断できるはずです。
👉 前回:ドジャース観戦2連戦の記録/婚活〜入籍までの連載はこちら
結論:3軒泊まって分かった、エリアとグレードの選び方
まず今回の宿泊行程です。6泊のうち、ダウンタウンLAで2軒、アナハイムで1軒に泊まりました。
| ホテル | エリア | 宿泊数 | 1泊あたり | 今回の位置づけ |
|---|---|---|---|---|
| 都ホテルロサンゼルス | ダウンタウンLA(リトルトーキョー) | 3泊 | 約35,600円 | ドジャース観戦の拠点 |
| ミレニアム・ビルトモア | ダウンタウンLA | 1泊 | 約53,155円 | 1軒だけ贅沢する「特別な1泊」 |
| ヒルトン・アナハイム | アナハイム | 2泊 | 約31,135円 | ディズニー観光の拠点 |
結論から言うと、「観光拠点として動きやすい日系ホテル」「一生に一度の贅沢を味わう歴史的ホテル」「テーマパーク直結の安心ホテル」という3つの役割に分けて、目的別に泊まり分けるのが一番満足度が高い選び方でした。1軒に絞るなら、後述する治安の実感も踏まえて選んでください。
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①都ホテルロサンゼルス|ドジャース観戦の拠点、日本人に馴染みやすい安心感
最初の3泊は、日系ホテルの都ホテルロサンゼルス。リトルトーキョーに位置し、ダウンタウンLAの中心にあります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 部屋タイプ | スーペリア キングルーム(大人2名) |
| 宿泊数 | 3泊(4/28〜5/1) |
| 宿泊費 | 106,876円(税・サービス料込み) |
| ドジャースタジアムへ | Uberで約7〜10分 |
選んだ決め手:安心感・価格・アクセスの良さ
3泊した理由は、ドジャース観戦の拠点にしたかったからです。ダウンタウンLAの中心にあるので、球場にも、いろいろなエリアにもアクセスしやすいのが決め手でした。
加えて、日系ホテルという安心感と、他の2軒と比べて価格がリーズナブルだったこと。そして、リトルトーキョーが目の前にあるので、「アメリカの食事が続いて日本食が恋しくなったら、すぐ食べに行ける」という保険になったのも大きかったです。
泊まってみて:シンプルで機能的、洗濯機がないのは残念
部屋はシンプルで、余計な装飾のない機能的な作り。特に不満はありませんでしたが、1点だけ、部屋に洗濯機がなかったのは残念でした。6泊の旅程だったので、途中で洗濯できないのは地味に不便でした(コインランドリーは他のホテルで利用しています)。
朝食は、1泊目の朝はドジャースタジアムでブランチを済ませ、2泊目・3泊目はホテル1階のベーカリーでパンを購入して食べました。このベーカリーのパンは普通に美味しかったです。
立地・治安の実感:昼は普通、ホテルの裏はスキッドロウ
ここが一番正直に書きたいところです。昼間は普通に歩けます。朝は犬の散歩をしている地元の人もいて、危険な雰囲気はありませんでした。ただし夜は出歩きませんでした。これはどのガイドを見ても共通して書かれていたことなので、素直に従いました。
一方で、ホテルの裏手には全米最大級のホームレス街として知られる「スキッドロウ(Skid Row)」が広がっています。リトルトーキョーとスキッドロウは100年以上前から隣接しているエリアで、直接怖い思いをすることはありませんでしたが、Uberで通り過ぎたときの光景は、正直かなりのインパクトがありました。ダウンタウンLAに宿泊する場合は、事前にこの位置関係を知っておくと心構えができると思います。
印象に残ったエピソード:フロントの日本語は「人による」
ドジャースの試合がある日は、同じホテルに日本人ファンの宿泊客がたくさんいました。ロビーで日本語が飛び交う瞬間もあり、アウェイ感が薄れて心強かったです。
ちなみに口コミサイトには「フロントで日本語が通じる」と書かれていることが多いですが、これは人によります。私たちが対応してもらったフロント担当は日本語が話せませんでした。日系ホテルだからといって、全面的に日本語を頼りにするのは避けたほうがよさそうです。
②ミレニアム・ビルトモア・ロサンゼルス|1軒だけ贅沢する「特別な1泊」
都ホテルから移動して、次の1泊はミレニアム・ビルトモア・ロサンゼルス。同じダウンタウンLAですが、都ホテルとは雰囲気がまったく違うホテルです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 宿泊数 | 1泊(5/1〜5/2) |
| 宿泊費 | 53,155円($328.85) |
選んだ決め手:建築が好きな妻へのサプライズ的な意味も
選んだ理由はシンプルで、ちょっとグレードの良いホテルに泊まりたかったから。加えて、妻が建築が好きなので、良い思い出になればと思って選びました。1896年開業という歴史あるホテルで、内装の重厚感はダウンタウンLAでも屈指です。
泊まってみて:ホテル内巡りが楽しい。唯一の後悔はチョコレート
歴史的な建物なので、宿泊者以外もロビーや廊下を見学に訪れるほど。私たちが泊まった日も、他の日本人宿泊客がホテル内をカメラ片手に歩き回っていました。がっかりした点は特になく、強いて言えば冷蔵庫に入れたまま持ち帰り忘れたチョコレートが行方不明になったくらいです(笑)
立地・治安の実感:都ホテルと大きくは変わらない
同じダウンタウンLAなので、治安の感覚は都ホテルと大きくは変わりません。昼は歩けるが、夜は出歩かないという基本方針で過ごしました。
朝食は、前夜にスーパーで買っておいたサラダやサンドイッチで済ませました。ホテルの朝食は正直、値段が高かったので、これは節約という意味でも良い判断だったと思います。
館内ではコインランドリー・乾燥機を利用しました(817円)。都ホテルにはなかった設備だったので、ここでまとめて洗濯できたのは助かりました。
都ホテルとの比較:グレードは断然ビルトモア、親しみやすさは都ホテル
価格帯が違うので単純比較はできませんが、満足度で言えばビルトモアの方が上でした。内装の重厚感、部屋の質、雰囲気、どれをとっても「特別な1泊」にふさわしい体験でした。
一方で、都ホテルロサンゼルスは日本人宿泊客が多く、馴染みやすかったという良さもあります。ずっと気を張って過ごすビルトモアより、リラックスして過ごせたのは都ホテルの方でした。「格上のホテルを1泊だけ体験する」「気楽に過ごせる日系ホテルを拠点にする」という2つの役割を分けたのは、結果的に正解だったと思います。
③ヒルトン・アナハイム|ディズニー観光の拠点、徒歩15〜20分の安心感
ダウンタウンLAを離れ、最後の2泊はヒルトン・アナハイム。ディズニーランド・リゾートの目の前にあるエリアです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 宿泊数 | 2泊(5/2〜5/4) |
| 宿泊費 | 62,270円($385.24)+現地精算10,220円 |
| パークまでの所要時間 | 徒歩15〜20分 |
選んだ決め手:ディズニー至近、大手チェーンの安心感、プールビュー
選んだ理由はディズニーに近く、有名ホテルチェーンで安心できたから。加えて、プールビューの部屋が取れて眺めも良さそうだったので、この部屋タイプにしました。
ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャーでの過ごし方は、別記事にまとめています。
立地・治安の実感:夜でもパークからホテルまで歩けた
ダウンタウンLAの2軒とは違い、アナハイムは夜でもパークからホテルまで歩いて帰れる安心感がありました。ディズニーの夜のショーを見終わって遅い時間になっても、周囲を警戒する必要はほとんどなかったです。
朝食は、ホテル内のショップでサンドイッチやフルーツを購入して食べました。フロントでの支払い10,220円は、このホテル内のコンビニのような売店での朝食・飲み物代です。館内マーケットで買った5,108円分は、正直何を買ったか記憶が曖昧なのですが、同じく飲食類だったと思います。
3軒を通して驚いたこと|チップ文化と細かい紙幣
3軒共通で驚いたのがチップ文化です。日本にはない習慣なので、細かい紙幣の持ち合わせが足りず、やりくりに苦労しました。両替やチェックイン直後に、$1〜5札を多めに崩しておくことをおすすめします。
一方で、フロントの対応そのものは3軒とも日本と同じくらい丁寧でした。「アメリカのホテルは接客がドライ」というイメージがありましたが、少なくとも今回泊まった3軒に関しては、その心配は不要でした。
3軒比較まとめ|こんな人にはこのホテル
| ホテル | こんな人におすすめ |
|---|---|
| 都ホテルロサンゼルス | 観光の拠点にしたい人/日本語対応にある程度の安心感が欲しい人/予算を抑えたい人 |
| ミレニアム・ビルトモア | 旅程の中で1泊だけ贅沢したい人/歴史的建築が好きな人 |
| ヒルトン・アナハイム | ディズニー中心の旅程を組む人/夜も安心して出歩きたい人 |
ダウンタウンLAに泊まるなら、治安面は「昼は歩ける、夜は出歩かない」を徹底すれば大きな問題はありません。ただし、スキッドロウのような激しいエリアがすぐ近くにあることは事前に知っておいたほうが、現地でショックを受けずに済むと思います。
逆に治安面の不安を最小化したいなら、アナハイムのようなテーマパーク直結のエリアに宿泊を集中させるのも一つの手です。次に行くなら、ダウンタウンLAではなく郊外のホテルにも泊まってみたいと思っています。
ロサンゼルスのホテル選びQ&A
Q. ダウンタウンLAは危険ですか?
A. 昼間は普通に歩けます。ただし夜の外出は避けたほうがよく、エリアによっては全米最大級のホームレス街「スキッドロウ」が隣接しています。宿泊エリアを選ぶ際は、ホテルの立地とこのエリアとの位置関係を事前に確認することをおすすめします。
Q. どのホテルが一番おすすめですか?
A. 満足度なら、ミレニアム・ビルトモア。ただし価格帯が違うので、「観光拠点として動きやすさ重視」なら都ホテル、「ディズニー中心で治安の不安を減らしたい」ならヒルトン・アナハイムというように、旅程の目的で選ぶのが一番です。
Q. チップはどれくらい用意すればいいですか?
A. 具体的な金額は施設によりますが、$1〜5札を多めに崩しておくのが安全です。細かい紙幣が足りず苦労したので、到着後早い段階で両替しておくことをおすすめします。
Q. 日系ホテルなら日本語は通じますか?
A. 「必ず通じる」とは思わないほうがいいです。都ホテルロサンゼルスに宿泊しましたが、対応してくれたフロント担当は日本語を話せませんでした。日系ホテルだからと過度に期待せず、簡単な英語でのやり取りは想定しておくと安心です。
まとめ|3軒泊まって分かった、目的で選ぶホテル選び
6泊の旅程で3軒に泊まり分けたことで、「観光拠点」「特別な1泊」「テーマパーク拠点」という役割の違いがはっきり見えました。1軒に絞る旅程なら、この記事の治安の実感を参考に、自分の旅の目的に合うホテルを選んでもらえたらと思います。
新婚旅行の一連の記録は、ロサンゼルス編・ドジャース観戦編・カリフォルニアアドベンチャー編もあわせてご覧ください。
📖 この記事は婚活連載の一部です。全記録・目次はこちら


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